手持ちの34㎜操作球、重さを量ってみました。
某所で指名されて舞い上がっちゃいましてウッキウキで。年甲斐もなく。あくまで個人所有の個体での話ですし、一応量る前に軽く拭いてはいますけど、汚れも付着していれば潤滑剤が残ってるものもあるだろうしで、厳密な数字ではありません。実際に2度ほど計測してますが0.1g単位で違う数字が出るのは当たり前、ひどい時は写真2枚連続で撮影して違う数字になってたりもしますので、参考までにということで。
尚その際にお薦めしてもらったペリックス球も買ってみました。黒と金のAmazon限定モデルを。量ってみたところではロジ球の仕様に準拠してる感じでしょうか。装着して試してみると……うむ。私にはエレコム黒玉との違いがわからない。どっちも装着したてはザラザラしてるし、潤滑剤塗って少し使ってれば馴染む。
ですが色が選べるってのはいいですね。楽しい。お薦め頂いて感謝!
ちなみに、この中で特に取り出しに手間がかかる機種は、MX ERGOとMA-BTTB179BKです。前者は「プレートを外し、棒状のもので突く」の2手間が必要、後者は棒状のものがあれば取り出せるものの、かなり奥深い穴の先なので、ちびた鉛筆などでは届かないおそれがあります。そういう時はサードパーティから発売されている操作球イジェクタをお試し下さい。
ロジさんの上位機種はとにかく尖ってますからね。そうして色々試してきた結果現在の地位がありますし私も多少なりと恩恵は受けていますので責めはしませんが、特にロジさんとこの上位機種は一代年寄になりそうな機種が多いから、自分で覚悟して買う分にはいいけど他人に薦めるのはどうしても躊躇われる。
MA-BTTB179BK、所謂垂直親指型ですが、元祖のプロフィットさんが自前で操作球排出機構を搭載していたことからも判るように、この型は旧来の型と比べて操作球の排出にひと工夫が必要になると思います。今後、あとに続く機種が仮に現れたとして、どういう排出方法を採用して来るでしょうね。
一方で最も取り出しやすいのはbitraです。取り出し口でっかいのが写真でも見て取れるかと。まぁ、フィンガー型ですからね。
白眉は後ろから2番目の「マット球」。これだけが艶消し処理が施されたざらざらした球で、当然滑りません。が、滑らないおかげで操作精度が上がります。他の色と違い艶消し球だけは使用感が大幅に変わる、ある種の改造グッズみたいなものです。個人的には大昔のゴム巻きシャフトローラー機のような感覚があって、これはこれで十分使える球だと思います。普段扱っていて「滑りすぎる」と感じる方は試してみるのも一興。一度は販売終了になりましたがユーザーの熱い要望に応えて復活しました。やったね!
一番最後の箱入り娘はエレコム純正の34㎜交換球です。色は赤ですがペリックスの赤とはまた色味が違います。