トラックボールに興味を持った人へ

ひと頃は絶滅の危機に瀕していたトラックボールですが、2020年代現在、復活の狼煙が高々と昇っています。

熱烈な愛用者が存在しながら、あと一歩世間に認知されずにいる優秀な入力機器、トラックボールに興味を持たれた方に、その良さを伝える一助になればと思い作成しているウェブサイトです。

トラックボール現行品

現在、日本国内の販売店や通信販売で新品を購入することが可能なトラックボールの現行製品とそれぞれに対する雑感を以下にまとめています。ここにない機種もまだありますが、相応に有名なやつから並べた状態です。持ち方と操作球のサイズで並べ替えが可能ですので、ざっと眺めるのにどうぞ。

もしここで、見ただけでビビっと来る機種があるようなら、基本的にはそれを購入して大きな間違いが起きることはないと。トラックボールの良し悪しや向き不向き等、あれこれ理屈はありますが、割と感覚的な入力機器でもありますので、第一感が反応した場合はそれに従うのも大いにアリだと思います。

このリストについて

最近は、同一モデルで有線/無線/Bluetoothの3種類、あるいは2種類の接続方式が違う機種が併売されていたり、あるいは1つの機種で2種類、3種類の接続方式を切り替え可能な機種もあります。画像は基本的に無線もしくはBluetoothモデルを使用していますが、有線モデルが存在する機種もあります。それらの細かい話はリンク先の雑感で触れていますので、悪しからずご了承下さい。

トラックボールの長所

店頭で見かけた、ネットで見かけた、友人知人が使っていた……トラックボールに興味を示すきっかけは様々だと思いますが、トラックボール使うとなんかいいことあるわけ? という方へ向けて、一般的にトラックボールの長所としてよく挙げられるのが以下の2点です。

  • 手(腕)への負担が少ない

    もちろん慣れや相性の問題があり絶対ではありませんが、なんだかんだで腕全体を使うことの多いマウスと比べると、トラックボールはほぼ「指先だけ」で操作が完結しますので、その分、身体への負担が少ないと言われています。腱鞘炎に罹ってしまい、色々と対策を講じている中でトラックボールを知ったという方もいらっしゃいますし、ひどい肩こりから逃れようとして出会ったという方も居ます。

    後述していますが、普段「かぶせ持ち」でマウスを扱っている場合は特に腕全体でマウス扱うことになりがちだと思います。例えるならデッサンや習字をしている時のような動きで、腕だけでなく肩まで使うことになるので、当然その分負担が及ぶ範囲が広くなります。

  • 省スペース

    トラックボールは通常、マウスよりだいぶ大きいので「どこが省スペース?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、マウスはマウス本体の周辺に「マウスを動かすスペースが必要」なのに対し、トラックボールは「トラックボール本体が置ける場所があればいい」ので、結果として省スペースで済みます。狭っこい机の上でチョコチョコとマウスを持ち上げては戻し、また持ち上げては戻ししながら窮屈そうに扱っている人を見ると「いいものがありまっせ……」と怪しく声をかけたくなるトラックボール好きも多いことと思います。ここがまさにそういう怪しい人間が作ったページなんですけどね。ようこそ!


トラックボールの種類

ひとくちにトラックボールと言っても色々あるのですが、大まかには大中小様々なサイズのボール(操作球)を、親指か、それ以外の指で扱います。

世間的には俗称も色々あります。現在私が愛用しているDEFT PROという機種がありまして、これは日本では俗に「人差し指型」と呼ばれているのですが、その分類名が祟ったのか本当に人差し指だけで動かそうと試みた人が居ることを知ってこれはイカンと思い、この項大幅に書き換えることにしました。古い記事を読んで真に受けてしまった人はごめんなさい。

親指操作型

親指型トラックボール斜め前からの図

ちょっと見た感じはマウスによく似ていますが、親指部に操作球が埋め込んであり、このボールをクリクリと弄ることで画面上のポインタを動かします。五指の中で最も可動域の広い親指をボール操作に当て、人差し指で左クリック、中指でホイール、薬指で右クリックと、各指の役割担当も明快で「指の役割分担と視覚面でのマウスとの違和感の少なさ」や「ゲーム機のアナログスティックを動かす際と親指の役割が一緒」といったわかり易さからでしょうか、トラックボール初心者に薦められることも多い親指型です。基本的に右手用となっています。

フィンガー操作型

指先操作右用トラックボール上からの図  指先操作左右対称型トラックボール上からの図

聞くところによると英語ではフィンガー(親指以外の四本指)とサム(親指)は別物として扱われているそうで、その感覚の土台の上で「フィンガーオペレーテッド」と呼ばれているようです。

先に挙げたサムオペレーテッドは単純に「親指操作」と直訳出来ますが、フィンガーの概念をどう日本語に訳したものか。なんか良い表現ないものか色々考えたりやってみたりしたのですが、結果としてロクな表現を思いつきませんでした。不幸中の幸い、同じ問題を懸念されていたトラックボール愛好家界の重鎮「三猫さん(@nekotrackball)」が提唱された「フィンガー型」という呼び方がありますので、私もこれに倣おうと思います。

  • ※フィンガーオペレーテッドをどう呼ぶか(読み飛ばし可)

    この項目最初にも触れましたが、日本国内での俗称は長い間「人差し指操作」でした。私自身もそれで大きく疑問を抱いたことはありませんでしたが、当サイトを開設した後、ネットで情報を漁っている際に、本当に人差し指だけで動かそうとして断念した人の話を複数目にしまして「あ、こらイカン」と思うに至りました。

    私も昔、CRTモニタに穴があくほど眺め回した「Trackball Fan!」さんという老舗のサイトがあります。とてつもなく御尊敬申し上げておりますので当サイト下部にずっとリンク張っていますが、そこでの分類も親指型と人差し指型になっています。

    ユーザが多いのは人差し指トラックボールの方での記述に悠久の刻の流れを感じさせられて思わず落涙しますが、西暦2000年頃、大量絶滅を迎える前のトラックボール愛好家界隈ではおよそこんな感じの扱いだったわけですね。

    その後……恐らくは2chの関連スレ辺りからだと思うのですが「手のひら型」という呼称が出現。「親指型」「人差し指型」「手のひら型」の3種類に分けられるようになります。私も2020年1月のサイト開設当時はこの3種別を採用していました。現在は取り下げましたが、これって結局のところ「フィンガーオペレーテッド」概念の輸入翻訳が上手く行かなかった(無頓着だった)結果でしょう。

    「人差し指型」呼称の前例から想像するに、「手のひら型」と呼称した場合、こちらも本当に手のひらで扱うものだと勘違いする人が出てくるでしょう。それでも興味を持って試して貰うところまで行けばまだいいですが「そんなの扱えるわけない」と脳内で結論を出されてしまっては堪りません。一度は興味を持ってくれたのに勘違いしたまま離れてしまう可能性があるとなれば話は別で、それは訂正する必要がある。

    そこで自分なりに無い知恵を絞りまして「指先型」とか「母子指型」とか色々やってみたのですが、結局のところその表現が何を指しているのかサッパリなので、三猫さん御提唱の通り、素直にカタカナでそのままフィンガーと呼びます。

    これも、そもそも論として最初に触れたとおりフィンガーとサムを分ける考えがない国内では一発解決とは行きませんし、私自身、特にIT界隈ではカタカナ語がそのまま幅を利かせるようになり、ルー大柴みたいな喋りをする人間が跳梁する現実を目にして「ローカライズをサボると将来的にはロクなことにならない」と思うに至っていますので、フィンガー呼びも完璧だとは思っていませんが、しかしこれ以外に良い表現が思い当たらないのもまた事実です。

    つきましては、これまで私が提唱した各種造語を用いて下さった方も多少はいらっしゃいます。この場を借りて御礼と、そして提唱者が一抜けする非礼をお詫びしたいと思います。ごめんなさい。でも、私の拙いやり方を支持してくれて本当にありがとうございました。

ここでいう「フィンガー操作」型は、人差し指、中指、薬指を中心に操作球を扱います。フィンガー操作型は操作球の大きさも30mm台〜50mm台と様々で、更には右でも左でも使える左右対称型、右で使う右専用型など色々とバリエーションが豊富です。

かつてトラックボール界はフィンガー操作型が主流でしたが、現在は親指操作型のほうが普及しています。私はどちらの型のトラックボールも所有していますが主に利用しているのはフィンガー型です。どちらの型が自分に合うか究極には試してみないと判りませんが、かつては「フィンガー型は万人向け、親指型は人を選ぶ」と考えられていたと思います。

ただしそれは、GUIがまだ複雑多機能化する以前の話。今時のOSは「マウスで操作することを大前提として」インターフェイスの最適化も進みました。そうなってくると、マウスとGUI搭載OSは感覚的にも深いところで結びつくことになり、結果として「見た目とボタン構造はマウスと共通している点が多い」親指型のほうが、操作に臨むにあたって理解しやすいというか、事前にどう扱うかのイメージが描きやすいと申しますか、そういう理由から親指型が選ばれるケースも増えたのではないかと考えています。

実際人間は視覚で物事を判断することが多いですから、外観からそれを操作している自分がイメージしやすいのは大切なことだと思います。が。一方で、それだけですべてが決まるわけでもなく、最初はイメージ出来なかったけど触れてみたらわかった、実際に弄ってみたら……みたいなことも、まま、あります。マウスだって最初はそうでした。そのへんここから下の項目で多少考察しています。

自分に適したトラックボールは?

物心がついた時には既にトラックボールを使っていたネイティブトラックボーラーなんてそうそう居ないでしょうから、生まれてはじめてPCに触れる際は多くの人がマウスを利用する。ということは、トラックボールを利用する際は必然的に「マウスからの乗り換え」という過程を経ることになります。

そこでまずは自身のマウスの持ち方をチェックして、そこからどのトラックボールを試してみるのが最も違和感が少ないかを考えてみます。

マウスの持ち方

思えばマウスは現代人なら結構な時間触れる入力機器のはずなのに、具体的な持ち方の指導ってあまり聞いたことありませんね。マウスの握り方は大まかに2種類「かぶせ持ち」と「つかみ持ち」に分けられます。誰に習うとなく、なんとなく自分なりに弄っていると、だいたいこの2つに分かれると考えていいでしょう。

付記

実際にはもうひとつ「つまみ持ち」があるのですが、これは「つかみ持ち」の変化型だと思いますし「PCゲームプレイヤーが試行錯誤の末にたどり着いた境地」っぽいので、ここでは「つかみ持ち」に統合しています。

かぶせ持ち

かぶせ持ちは手のひらをマウスの背につけて、手のひらをマウスに乗せているような形、極端に言えばマウスを上から抑え込むような形にして動かします。例えば、雑巾を床にべシャッと広げて、その上から手のひらで雑巾を抑え込み、雑巾越しに手のひらで汚れを拭き取る動作のような感じでしょうか。マウスの持ち方はこの「かぶせ持ち」が多数派のようです。

IntelliMouse Optical白版の写真

かぶせ持ちに適したマウスの中でも代表的な名機「IntelliMouse Optical」多くのファンが存在する傍らで、「つかみ持ち」の私の場合、普通に握ると左右に設けられたサブボタンを掴んで(押して)しまう上に、マウス底面側のくびれが浅いためつかみ難く、比較的大柄なこともあり、扱いにくい部類に入るマウスだった。言うて買った以上壊れるまで使ったけど。

「世間の評判はいいのに、なぜ私にはこんなに馴染まない?」と疑問に思ったところから、マウスには「かぶせ持ち」と「つかみ持ち(当時はつまみ持ちと言われていたと思う)」の二流派があることを知るに至る。気づきを与えてくれたマウスとして使い勝手とは別のところで私的に殿堂入りしているマウスです。いや、私に合わなかっただけで、いいマウスでしたよ。かぶせ持ちの友人には薦めてましたし、やっぱり評判も良かったです。

「自分、かぶせ持ちだわ」という方は

かぶせ持ちの場合、マウスを動かすのに、上半身利き腕側の多くを使っていると思います。手首、肘、肩。マウス操作で肩こりに悩まされる人はかぶせ持ちなんじゃないかと想像していますが、かぶせ持ちの操作感覚とトラックボールの操作感覚はまったく別物ですので、慣れるまでには多少の時間が必要かも知れません。

ただでさえまったく違う感覚の操作を覚える必要があるのに持ち方、手の載せ方まで違うとなれば余計に身体も混乱するでしょうから、かぶせ持ちの方は、マウスを握る場合とほとんど同じ形で、本体に手を乗せたらそれでほぼスタンバイOKになる「親指操作型」か、あるいはフィンガー操作型の中でも本体に手をしっかりと載せることが可能な大球搭載型が、違和感が少ないのではないかと思います。

親指型トラックボール斜め前からの図 フィンガートラックボール図

つかみ持ち

つかみ持ちは、指(親指と薬指、小指など)でマウスの横腹付近をつかんで動かします。つかみ持ちの場合、手首を机やマウスパッド、リストレストに固定するような形にして、そこを支点として手首の左右運動や、指先の屈伸運動でマウスを操作することが多いと思われます。故・谷啓さんの「ガチョーン」の指先、あんな感じです。

また、つかみ持ち型の人間は自ずと小さめのマウスを好むと思います。私自身がなにを隠そう「つかみ持ち」やってますので、つかみ持ちの解説は自分自身の例を挙げられるため楽だったりしますが、その分自分の感覚をつかみ持ちの常識と考えてしまいがちな気もするので、あくまで「おおまかにはこうよ」という話だとご留意下さい。

Appleが生んだ駄作群の中でも上位に数えられるApple USB Mouse、通称「ホッケーパックマウス」。世界中で蛇蝎のごとく嫌われているが、私はこのマウスが大好きだった。つかみ持ちで操作する上では大きさも重さもちょうど良く、ボールの位置もマウスのど真ん中にあるため、指先に伝わる読み取り位置感覚も大変良好だった。とは言え確かに、かぶせ持ちの人にとっては使いにくいマウスだろうと、今なら解る。実際本体を大型化する社外製のアタッチメントが発売されていたほど。

世に出て20年余が過ぎ「どうしようもないマウス」としての悪評だけがwebの海に漂っている様子だが、決してそうではないと思っている人も居ることを特に記しておきたい。

WheelMouseUSBの白版

つかみ持ちの私にとってMicrosoftマウス群の中では「かぶせ持ち」項の例で挙げたIntelliMouseOpticalではなくこちらWheelMouseUSBが実用上の名機。マウス側面は切り立ち、尻はすぼまっていて、全体の大きさもほどほどで実に掴みやすく、余計なボタンもないのでクリック暴発の恐れもない。スクロールホイールの感触もよく、梨地の無塗装プラスチックは手触りもよく。かなり気に入っていた(上に安かった)ので2台ほど乗り継いだ。

が、マウスが壊れた同僚(女性)に自信満々でこれを買わせたところ「ちょっと大きいです」と言われたという衝撃の経験も有す。いやホント、入力機器のちょうど良さってのは難しいものです。

「自分、つかみ持ちだわ」という人は

ひとくちに「つかみ持ち」と言ってもまた人それぞれで細かい違いがあるでしょうから断言は出来ませんが、つかみ持ちの場合は基本的には指先でマウスを制御して、大きく動かす必要がある場合だけ肘や肩が動く、という状態じゃないかと思います。これだと感覚的にはトラックボールの操作とそんなにかけ離れていないので、割と楽に移行できるかも知れません。

つかみ持ちの方は、指先での微調整がマウス操作時の肝でしょうから、断然フィンガー型が向いていると思います。普段、指先で動かしているマウス本体が操作球に変わるだけです。

フィンガー型トラックボール上からの図 左右対称型トラックボールの図
この項一応のまとめ

以上は、あくまでトラックボールを選定する際の考え方のひとつで、しかも、トラックボールを持った際の違和感の軽減、までの話。そこから先の「ポインター操作」に関してが一番大切な気がするのですが、そもそも本体を上下左右に動かしてポイントするマウスとはまったく違う操作感覚になります。親指型で細かい作業まで全てこなせる人も居れば、大玉フィンガーを使っているが細かい作業は苦手、という人も居ますし、理屈だけでなく感覚も大切な世界だと思いますので、例えば、写真を見ただけでビビッと来るようなトラックボールに出会った場合は、それを購入するべきだと思います。それはきっと身体が教えてくれたのでしょうし、そういう出会いの場合は良い結果が出ることが多い気がします。

生まれて初めてマウスを持った日のことを覚えていますか。最初はぎごちなかったのが、徐々に慣れて現在に至っていることと思います。Windowsに付属していたソリティアは、マウス操作に慣れていない人が遊びながら操作に慣れて行けるようにインストールされていたと聞いたことがあります。トラックボールも、買ったその日からすんなり扱えたという人もいれば、慣れるのに時間を要する人もいます。購入したはいいがしっくりこないと感じても、どうか短時間で諦めずに試してみて下さい。それこそソリティアをトラックボールで遊んでみるものいいかも知れません。

前置きが途轍もなく長くなってしまいましたが、次項でようやくおすすめの機種を挙げられると思います。

おすすめの機種

以上、無駄に長々と喋ってきましたが、入力機器に対して自分が欲しいと思う機能や条件を挙げつつ整理すれば、自分がどれを試してみるべきなのか、ある程度は絞れるのではないかと思います。その上で、各スタイル別に、おすすめの入門機を挙げてみようと思います。

あくまで入門機ですので、導入価格は5,000円以下を目安で考えることにします。ホントいうと10,000円ぐらい出しても損はしないよと思っているのですが、導入コストが高いとそれだけでそっぽ向かれてしまうので、苦渋の選択ではあります。

付記

ようやくおすすめ機種を、という前にまた長々と恐縮なのですが、Amazonのレビュー等で、各製品、耐久性の問題について言及されているのを目にすることが多くなりました。個人的には、それはもはや特定の機種に限った話ではなく、トラックボールに限った話でもなく、入力機器すべてに言える話になっていると思います。私はトラックボールもマウスも色んなメーカーのものを使いましたが(注:マウスは安物を買うことが多いです)どれもだいたい1年を過ぎた辺りで左クリック不良を起こすので、メーカーの保証が残っていれば交換。保証が切れていれば買い替え。この繰り返しです。

近年、それまで複数年の長期保証を謳っていた大手メーカーが足並みをそろえたように製品保証期間を短縮し始めました。かつては、普及価格帯のマウスでも3年ほど、高級機にはそれ以上の長期保証がついていましたが、その頃のように「長期保証期間中に壊れたら新品交換」というスタイルでは商売が成り立たなくなっているのでしょう。

なぜ壊れるのか。私の利用環境が良くないというのもあると思います。なにしろ過酷に、1日10時間上の使用が当たり前という環境で使い倒しますので、どこのメーカーのマウスを使っても、たとえそれが高耐久を謳っている製品でもだいたい1年強で左クリックが馬鹿になります。あるいは部屋が通常より埃っぽいとか、帯電体質っぽくて握ってるだけで余計なダメージを与えるとか、脂性で機械に優しくないとか色々あるのかも知れません。書いてて哀しくなって来ましたが、諸々理由があるにせよ、左クリック不良だけはどうにもなりません。

最近は、まず自分の利用環境が過酷であることと、それに加えて、昔よりも単純にクリックする機会(回数)が増えているのではないか。また、ゼスチャ等の機能も増えたので、昔よりもはるかにボタンに負荷がかかっているのではないか、などとも考えています。いずれにせよ、メーカーが想定しているレベルから外れた使い方をしているのだろうから、壊れてしまうのは致し方ない。その上で存外長持ちしてくれた機種(個体)は、その子が特別頑丈に生まれついた子だったと考えたほうが良いと。これまでマウスやトラックボール、ペンタブレットなどあれやこれやと使ってきた人間は考えています。すべての入力機器は消耗品であるという認識を改めて持った方が良いのでしょう。

とはいえ、一時しのぎ用であっても代替機がゴロゴロ転がってる私の部屋のような環境は稀でしょうし、クレームも来るのでしょうから、最近の国産マウスには高耐久スイッチの採用を売りにした製品も増えています。これがどの程度の耐久性を発揮してくれるのかも興味があるところです。長持ちしてくれるなら、それに越したことはありません。

ERGO M575

  • ERGO M575OW上から ERGO M575OW上から ERGO M575OW上から
    • 型番
      M575OW
    • 型番
      M575GR
    • 型番
      M575S
    操作球径
    34㎜
    ボタン数
    5
    接続方式
    2.4GHz独自無線
    読取精度(dpi)
    400〜2,000
    本体寸法
    全長134㎜*全幅100㎜*全高48㎜
    • 保証期間
      2年
    • 保証期間
      2年
    • 保証期間
      1年

EX-G親指型

  • EX-G 親指型赤玉無線版 上から EX-G親指型赤玉有線版 上から
    • 型番
      M-XT3DRBK-G
    • 型番
      M-XT2URBK-G
    操作球径
    34㎜
    • ボタン数
      6(8)
    • ボタン数
      5(7)
    • 接続方式
      2.4GHz独自無線
    • 接続方式
      USB typeA 有線接続
    読取精度(カウント)
    750/1500
    本体寸法
    全長124.4㎜*全幅94.7㎜*全高47.9㎜
    保証期間
    6ヵ月
M575とEX-G親指操作タイプ

M575かEX-G親指型か

最近は様々なメーカーから発売されている親指型トラックボール。米アマゾンではAmazonBasicsにも登場し隔世の感があります。競争のおかげもあってか全体的な完成度も底上げされ、今時はどこのメーカーの物を買っても一定の品質は保証されているように思います。

その中でおすすめの機種として私が挙げるのは、結局のところド定番製品になるのですが、市場を牽引して来た由緒正しきTrackMan一族の最新型ERGO M575と、新興の第一勢力として近年躍進目覚ましいELECOMのEX-G親指操作タイプです。

この2機種の違いですが、EX-Gはチルトホイール(水平スクロール)を搭載していますので、マウス使用時チルトを使っている、チルト機能がないと駄目な人はEX-G。Bluetoothで接続したい方はM575、という感じになると思います。

接続方式の違い

M575は無線接続のみで、1台で独自無線接続とBluetooth接続の2種類の接続方式を切替可能です。EX-Gは独自無線方式に加えて有線式もありますが、別機種扱いとなっています。有線接続派の方はそちらをご検討下さい。別機種扱いで説明するのに手間がかかるとはいえ、有線接続式も選べる、選択肢が多いのはユーザー側からすれば良いことです。無線式に比べて価格が若干安いのも、有力な検討材料と見る人も居るでしょう。

製品外観型番接続方式
M575OW 上から M575GR 上から M575S 上から
  • M575OW
  • M575GR
  • M575S
  • 2.4GHz独自無線
  • Bluetooth LE
EX-G 親指型(無線版)上から EX-G 親指型(赤玉無線版)上から
  • M-XT2DRBK
  • M-XT3DRBK
  • M-XT3DRBK-G
  • 2.4GHz独自無線
EX-G 親指型(有線版)上から EX-G 親指型(赤玉有線版)上から
  • M-XT2URBK
  • M-XT2URBK-G
  • M-XT3URBK
  • 有線式USB接続

EX-G親指操作タイプ 種別

EX-G親指型は、見た目は同じでも接続方式や微妙な機能の違いで色々と種類があって、私も理解するのにだいぶ時間を要しました。以下にまとめます。

製品外観型番減速機能ボタン数接続方式
EX-G 親指型(無線版)上からM-XT2DRBK5(7)2.4GHz独自無線
EX-G 親指型(有線版)上からM-XT2URBK5(7)有線式USB接続
EX-G 親指型(有線版)上からM-XT2URBK-G5(7)有線式USB接続
EX-G 親指型(無線版)上からM-XT3DRBK6(8)2.4GHz独自無線
EX-G 親指型(無線版)上からM-XT3DRBK-G6(8)2.4GHz独自無線
EX-G 親指型(有線版)上からM-XT3URBK6(8)有線式USB接続
EX-G 親指型(無線版)上からM-XT4DRBK6(8)2.4GHz独自無線
EX-G 親指型(無線版)上からM-XT4DRBK-G6(8)2.4GHz独自無線

ボタン数の()の数字は、チルトホイールの左右をボタン機能として利用した場合の総ボタン数です。

改めて並べてみると冗談みたいなラインナップですが、トラックボーラーってのは少数派の癖に口うるさいのが多いですからね、私みたいに。メーカー側ができるだけ要望を拾って現実に落とし込んで行った結果こうなったのだろうと思うと、己の無責任な放言っぷりを突きつけられたようで赤面せざるを得ません。

自省も必要ですがともかく、型の違いを大まかに説明すると、ユーザー側で任意の機能割振りが可能なボタン数がひとつ多いのがM-XT3、ひとつ少ない代わりに「減速機能」を搭載しているのがM-XT2です。M-XT4は世にも珍しい左手用ですがここでは触れません。

減速機能は一時的にポインタの動きを遅くする機能で、ポインタの移動をドット単位で細かく調整する必要があるような時に威力を発揮します。減速機能が必要だと思えばM-XT2を、それより設定可能なボタンがひとつでも多い方がいいと思うならM-XT3をどうぞ。「生まれてはじめてトラックボールを入手する」という段階で悩んでいる人なら、私は減速機能つきのM-XT2型をおすすめします。

型番の末尾に「G」が付いたモデルは、20年夏頃に登場したマイナーチェンジとおぼしき版です。詳細はハッキリとはわかっていないのですが、より高品質との触れ込みで別売りのアップグレード用部品として販売されていた赤玉を最初から搭載したモデルだと思われます。恐らくですが内部に違いはなく純粋に操作球の違いだけじゃないかと思いますが、断言は出来ません。ごめんなさい。

メーカー保証期間

M575のOWとGRが2年保証、S(黒)が1年保証となっています。黒版は1年保証ですがその分価格が少し安くなっています。先代のM570はスイッチの耐久性に弱点があると言われた機種で、新型のM575も、公式の情報でこそありませんが、採用されているスイッチはM570と同じようですので、私は保証が長いOWかGRを購入したほうがいいと思いますが「1年しか保証がついていないがその分安い」ことを理解した上で購入するのであれば、黒版でも構わないでしょう。その選択から先に起きることはどうボヤいたって自分でどうにかするしかない事ですからね。ちなみに、私が初見で買おうとした色は黒でした。まさかカラーバリエーションと別でそんなとこに差をつけてあるなんて思わないじゃない。

一方、EX-G親指型の保証期間は6ヶ月。EX-G親指型は公式に高耐久スイッチの採用が謳われていますので自信があるのでしょうか。強気ですね。しかし実際、ネット上で適当に情報を漁る限り、チャタリングが発生したという報告はあまり見たことがないので、高耐久スイッチの採用は伊達ではないようです。最初に購入するという状況であれば、保証期間の長短を比較するより、まず自分に合うか合わないかを心配する方が先ですかね。

まとめ

20年11月26日に発売されたばかりのERGO M575が早速おすすめ入り。実際に試してみてとても好感触だったのですが、私にとって具合のいい親指型が必ずしも皆に具合のいい親指型とは限らないのが一寸引っかかるところではあります。長ーくM570を愛用された方からすると、ひょっとすると不満もあるかも知れません。

ま、そういう人はこんなとこ参考にしないだろうから別にいいか。ともかく「初めての親指型トラックボール」を検討されている方なら、まず基本としてM575。そこから「チルトホイールがどうしても欲しい」「有線接続以外は信用しない」「もうちょい安くならんのか」といった条件次第で、EX-Gを選ばれれば良いと思います。

この2機種は直接の競合相手でもありますが、一方でお互いを補い合っている関係にも見えます。この2機種で満たせない条件があったとしても相当マニアックなもので、世の親指型需要の9割はこの2機種のどちらかを選ぶことで満たせるでしょう。

10年ぶりに更新されたM575は、先代がそうであったように、今後10年間のスタンダードとなりうる機種だと思います。こうなってくると、いつになるかはわかりませんが、EX-Gの更新も楽しみです。両者競い合いながら、より良い親指型トラックボールを追求してもらえれば、ユーザーとして有り難い限りです。

M575は米国でも販売されている白とグレーに加えて、日本国内版なのか黒が発表されています。この黒版(M575S)のみ保証期間が1年で、その分価格が少し安くなっています。購入を検討される方はこの保証期間が違う点にご注意下さい。

M-XT2型(5ボタン+減速機能)

M-XT3型(6ボタン)

上でも触れましたがEX-G親指型は20年夏に拡張版的な機種が発売され、従来型も併売されているもので、おすすめ欄がえらいことになってしまいました。個人的には新版の赤玉をおすすめしますが、黒玉版は価格面で有利です。とにかく導入コストを抑えたい方は、多少の博打は覚悟の上で黒玉版を、そうでない方は赤玉版という感じになるかと思います。

DEFT

DEFT(無線型)上から DEFT(有線型)上から
操作球直径
34㎜
ボタン数
8
  • 接続方式
    2.4GHz独自無線
  • 接続方式
    USB typeA 有線接続
読取精度
750/1500カウント(切替式)
メーカー保証期間
6ヵ月

Orbit Trackball with Scroll Ring

OrbitScrollRing上から OrbitScrollRing(白)上から
操作球直径
40㎜
ボタン数
2
接続方式
USB(有線接続)
読取精度
不明
メーカー保証期間
5年
DEFTとOrbit

DEFT or Orbit

先にお薦めを挙げた「親指型」ではない型、「フィンガー型」のトラックボール群は、実際のところは細々と違いがあり、ここで挙げる「DEFT」と「Orbit(ScrollRing)」も、同類として括っていいのかと問い詰められたら苦笑いを返すことになると思いますが、あくまで「ほどほどの大きさの操作球に、ほどほどの大きさの本体」を持つトラックボール仲間として括ったものと考えて下さい。

ということで、エレコムの「DEFT」とケンジントンの「Orbit(with ScrollRing)」です。DEFTは右手用で最大8ボタン+スクロールホイール。Orbitは左右不問で最大3ボタン+スクロールリング。見事に性格の違う機種ですが、いずれも比較的安価で購入が可能なので、長く使い続けられるかどうかがまだ判らない状態で、しかも世のガジェット好きのように、結果としてただの散財で終わるにしてもそれを自虐的に楽しめる人とはまったく違う事情をお持ちの方、例えば、「日々のマウス操作で身体に蓄積しつつあるダメージを軽減したい」という切実な思いで情報を求めているユーザー候補生にも試してもらいやすい機種だと思います。

一度入手して使ってもらえれば、仮に合わなかったとしても「トラックボールそのものの良さ」は、ある程度理解してもらえると思います。そうして、自分に合う機種を探し始める生活がはじまるわけです。

接続方式とボタン数、ボタン機能カスタマイズ

DEFT

DEFTは独自無線式と有線式の2種類の型が併売されています。お好みで選べばいい話ですが、割と小柄なトラックボールなので無線式の方がより可愛いと思います。ボタン数はホイールクリックも含めて8。多いですね。私はとても使いこなせません。

各種設定には「エレコム マウスアシスタント」なるソフトウェアを利用します。こちら、ええと。割と高機能というか結構あれこれボタン機能を割り振ったり出来るようになっていますが、なんでしょうね、よく使うショートカットや特殊キーをボタン操作に振るぐらいの設定であれば、よほど微に入り細に入りの調整を求めるユーザー以外には、概ね満足してもらえる程度には機能もあると思います。


Orbit

Orbitは見ての通りで種も仕掛けもありません。ボタン数2。ソフトウェア的に拡張して同時押しを有効にしても3。この御時世にホント潔の良いことです。この割り切りっぷりで問題ないという人には最高の相棒になってくれると思います。

Kensingtonは最近、それまでの制御ソフトだった「Trackball Works」を一新し「Kensington Works」としたソフトウェアをリリースしましたが、Kensingtonはホント古株の割にソフトウェアがなぁ。名前から推測するに、これまではトラックボール用として独立していた制御ソフトを、同社製他製品、マウス等も含めての統合制御ソフトに作り直したということでしょうから、今後のアップデートに期待はしておきます。ソフトウェア的に自社製品を統合管理し、独自に機能を拡張するという点ではライバルLogicool社がだいぶ先行していますので、気合い入れて頑張って下さい。

メーカー保証期間

最近はKensington製品も短縮傾向にありますが、Orbitはデビューが古いのもあってか昔の基準のまま、現在でも5年保証です。この点文句なし。一方のELECOMは基本的に保証は薄いメーカーで、DEFTは親指型で登場したEX-Gと同じく6ヶ月保証。うーん。いいトラックボールなんだけど、ちょっと極端だなぁ。保証期間については親指型の項でも触れましたが、特に初心者が利用する場合は長ければ長いほど良いと思いますので、そういう意味ではOrbitが優れています。まぁそりゃね、ボタンも少ない上に有線接続なんだから物理的に壊れる場所がそもそも少ないわけで、製品に無線型が増えてきた昨今、メーカーが保証期間を短縮する傾向にあるのも仕方ないのかも知れません。

まとめ

ボタン数が少なくても構わない。有線でも気にしないという人であれば断然Orbitをお薦めしますが、私がOrbit贔屓だという点は多少差っ引いて話を聞いて下さい。ただその依怙贔屓感を考慮しても入門機としては本当におすすめ出来る機種だとは思っています。

一方で、多ボタンでなければ駄目という人はDEFTでしょう。私はDEFT PROを常用していますが、仮にDEFT PROが故障などに見舞われた場合はDEFTの出番です。いいトラックボールですよ。価格差や保証期間、接続方式などをご自分の要求や好みに照らした上で選んで頂ければと思います。

ただし。DEFTは小柄な部類に入るトラックボールですので「手が大きい人」には合わない可能性があります。Orbitは手が大きい人相手でも大丈夫だと思いますが、別ページで機種個別に紹介している「HUGE」か「DEFT PRO」も含めて検討されると宜しいかと。DEFTの場合はこの点にご注意下さい。

Orbit ScrollRing

Orbit ScrollRing ホワイト&グレー

Orbitホワイト&グレーは20年春に国内発売になった新色です。
DEFTも赤球版が発売されています。EX-G親指型と同じく導入コストを少しでも抑えたい方は黒球版を、より高品質な赤球に魅力を感じたら赤玉版をどうぞ。黒球版を買って不幸にも操作球の質が怪しかった場合でも、最悪後から赤だけ購入は可能ですが、多少の追加出費を覚悟の上で最初から赤球版を購入したほうが手間は減らせるでしょうね。

DEFT
(赤玉無線版)

DEFT
(赤玉有線版)

DEFT
(黒玉無線版)

DEFT
(黒玉有線版)

大球フィンガー型4種

前身のTurboMouse時代から基本的な形は変わらないまま現在も販売されている、Kensington社の大球トラックボールExpert Mouse、通称EM7(ExpertMouse7代目)有線/無線の2機種と、SlimBlade Trackball(以下、SBT)、そして新進気鋭のエレコムさんからHUGEをお薦め、というか紹介というか。正直「フィンガー操作大球型」は市場に現存する機種の絶対数が少なくて、日本国内での入手性も考慮すると事実上この4機種の中から選ぶことになります。

EM7はもう長いこと売られていて、私の記憶では光学式エンコーダが普及した00年代前半には販売されていたと思います。この間微妙に調整と改良も行われているようで、現在売られているEM7は初期型からすると細かい粗が消えたEM7としての完成形になっていると思います。有線型に5年、無線型に3年の保証がついています。

SBTはEM7からすると新顔ですが、それでも発売されて10年経っています。SBTには5年保証がついています。EM7よりも背が低いので設置した状態での手にかかるストレスはSBTの方が軽減されていますが、イコールSBTが上、にならないのがトラックボールの面白いところです。最大の違いはスクロールリングで、EM7が単純明快な物理スクロールリングなのに対し、SBTは結構アクロバティックな構造なので、初心者にはEM7の単純明快リングの方が扱いやすいだろうと思います。ただ、どちらもそんなに身構える必要はなく、少し弄っていれば慣れる程度なので、有線無線、見た目の好き嫌いや保証期間などで選んで構わないと思います。

ベテラン揃いの中でHUGEは若手で2017年の生誕。トラックボール界全体で見ても久々の大球新顔となりましたが、大球派の期待を裏切らない完成度で、私が知る限りゲーム用途のトラックボール、日本の現状ではHUGEが一番使用されているのではないでしょうか。有線型/無線型どちらもありますので、お好きな方をどうぞ。またこれが性能からすると信じられないぐらい安いのよ。実売価格が。

おすすめの機種 まとめ

以上、私が入門機としておすすめするトラックボールでした。かつてはもう少し安く2千円代半ばほどで買える入門機もあったのですが、それでは商売成り立たなくなったのでしょう。

ここに紹介したおすすめ機種は入門向けということで、価格も極力抑えた製品群から選別していますが、気風の良い人ならいきなり上位機種を試すのもアリです。上位機種より下位機種のほうがお薦め、というような機種はあまり存在せず、だいたい上位機種はきちんと上位機種ヅラ出来るだけのものを持っています。

いずれにせよ、店頭設置のデモ機などで操作感を試すことが出来ればそれが一番なのですが「デモ機なんざ見たことねぇ!」という人も多いでしょうから、その場合はこの中から選べば、仮に合わなかったとしても、まぁ、まだ金銭的なダメージは低い方かと思います。決して安い買い物ではありませんので、当ページも参考の一つにしつつ、じっくり検討して頂ければと思います。

参考

史上初のゲーミングトラックボール「GameBall」が発売されまして、うっかり入手したところ、これがなんというか、光学化されて以降のトラックボールの流れを変えるとまで言い切って良いかどうかわかりませんが、間違いなく一石を投じる機種でした。ある程度成果が出ないと投じた一石がそのまま池の底に沈んで終わっても面白くないので、私、当分はGameBall推しで行こうと思います。

なお通常版の販売は現地時間9月28日からのようです。気になる人、GameBallは本当におすすめです。ゲーム目的でなくても、というか初心者にこそ買って使って欲しいと思いますが、価格と購入時の手間が色々とねぇ。「これ買ってダメならトラックボールとは縁が無かったと思って良いのでは」と言える機種ってそうそう無いんですが、うーん。上手く行かないものだ。

GameBall(LimitedEdition)

日本に配送してくれないので購入のハードルが少し高く、価格もそこそこ高いのですが、間違いなくいいトラックボールです。興味がある方是非どうぞ、よろしく!

GameBall レビューページ